赤道直下のマレーシアは、緑と熱帯果物豊かな常夏の楽園です。しかし、その首都クアラルンプールは「のんびり、おおらか、楽しく」という一般的イメージとは異なり、ここ20年で急速に経済発展を遂げ、欧米と肩を並べる近代都市に変貌しています。この変貌は、日本でもおなじみのマハティール首相によって進められたビジョン2020
とプミプトラ政策によります。
1981年、マハティール首相は、「東(日本)に学べ」と欧米の手法を取り入れつつ、東の価値を基礎にした独自の国づくりをはじめ、今日のマレーシアの基礎を築きました。“ビジョン2020”は、2020年には社会のIT化を通して先進国並の経済力を目指すもので、その主力をこの国の原住民たるマレーシア人を中心とする経済体制の確立(プミプトラ政策)を実現しようというものです。また、物質的な発展を追求するだけでなく、穏健なイスラム復興を通じて、高いモラル、精神性の維持、物質的にも、精神的にも豊かな国づくりをすすめています。
マレーシアは、西マレーシア、東マレーシアを中心に国土は日本の面積の9割、人口は2,500万人、マレー人、中国人、インド人、少数民族からなるの多民族国家です。 |